25歳で独立して以来、ずっとそうしてものづくりに取り組んできました。
現在は、自宅の2階を事務所兼工場にして会社を営んでいます。
つくりたいものをつくる。それが何より楽しいからかもしれない。


万一災害に遭ったとき、最も緊急を要するのは水の確保になります。
川の水でもなんでも飲めればいいのですが、現代の人は抵抗力が少ないため、そのまま飲むのは難しいかもしれません。
そこで、水道法に基づいた水が簡単につくれる浄水器があれば人助けになると思いました。
最初に作ったのは、水筒型の浄水器です。
パリの見本市にも出品させて頂き、高い評価を得ましたが、除菌剤として液体塩素を使用したのが災いし、揮発して本体が錆びるなどのトラブルが起こってしまい、
すぐに製品の全面回収することになってしまいました。
しかし”失敗したらやり直す”の精神に基づき、まずは除菌剤の塩素を粉末にして
揮発を防ぐ対策を講じ、さらに、これを機に小型化廉価に取り組みました。
なるべく小さくし、ポケットやハンドバックに入れて常に持ち歩けるように考えました。
そうして2年後ストロー浄水器というユニークな形へとたどりつきました。
ストロー浄水器は、1990年の発売以来20年も売れ続けているロングセラー商品となりました。
95年の阪神大震災後には、2年間で30万本の受注を頂き、災害時の必需品として認識頂きました。
ただひたすら自分の思いを形にしてきました。
いいと信じた物を形にして世に送り出し、お客様に使って頂く事が何よりの幸せだと感じております。
これからも純粋にものづくりを楽しみ、みなさまにお届けしていきたいと思っております。